販売商品 住宅設備・保安用製品

便槽 SP型・ST型

耐圧、耐衝撃性にすぐれた、ポリエチレンを素材に回転成形法による画期的な一体成形品です。

完全防水になっておりますので、簡易水洗トイレ用としてご利用ください。

施工例

施工例(1)直下型(軽水洗) 施工例(2)横引き型(軽水洗)
施工例(3)一・二階型(軽水洗)
施工例(4)たて型(軽水洗)

 

品番CADデータ(標準品)容量外径奥行高さマンホール径備考
DXFPDF全体胴部
ST-800 DXF ダウンロード PDF ダウンロード 800 φ1,020 - - 1,470 1,320    
ST-1200 DXF ダウンロード PDF ダウンロード  1,200 φ1,170 - - 1,668 1,528    
SP-700 DXF ダウンロード PDF ダウンロード 700   820 1740 1,170 920    
SP-1100 DXF ダウンロード PDF ダウンロード  1,100   970 1870 1,285 1,035    
SP-1500 DXF ダウンロード PDF ダウンロード 1,500   1,120 1,970 1,435   1,185    
SP-2100 DXF ダウンロード PDF ダウンロード 2,100   1,290 2,190 1,660 1,290    

施工要領

1. 穴の掘り方

  • 穴の底は凹凸や傾斜のないよう水平に仕上げてください。
  • 湧水場所では水中ポンプで水を抜きながら掘ってください。
  • 軟弱な地盤や湧水場所では底に捨てコンを打ってください。
  • 穴は便槽の大きさに応じ出来るだけ小さく掘ってください。

2. 便槽の据付

  • 穴の底が仕上がったら10cm程度砂を敷いて便槽を入れ、底に隙間のないようにしてください。

3. 水を張る

  • 便槽には2/3以上の水を張り固定させてから便器との配管を行ってください。
  • 埋め戻した土壌が安定するまで水を抜かないでください。
  • 空家のまま長期間にわたり入居しない場合は必ず水を張ったままにしてください。
    <注意>越冬する場合は便槽の水が凍結しないように対策してください。

4. 土の選び方

  • 埋め戻しには出来るだけ細かい土、砂等を使ってください。
  • 掘り起こした荒い土は必ず細かく砕いてください。
  • 粘土質のような固い土で砕くのが困難な場合は、他の細かい土や砂を多く混合してください。
  • 砂利だけの埋め戻しは水が浸水しますのでさけてください。
  • 大きなコンクリート、レンガ、石、木片等の固まりは必ず取り除いてください。

5. 埋め戻し作業

  • 土は便槽の周囲に少量ずつ入れ、足で踏むか丸太等で突き固めながら空間のないように埋め戻してください。
  • 砂の量が多い場合は水締めを行ってください。

6. 水の溜まる悪い場所での対策

  • (イ) 常時水の湧き出る場所
  • (ロ) 季節的に雨水、融雪水が集中してたまる場所
  • (ハ) 標準より深く埋設する地域等常に水の溜まる場所は便槽浮上の危険や、便槽変形による取付パイプの破損等いろいろな事故の原因となりますので、このような場所では上記の施工要領に加え、下図のとおり便槽周囲にコンクリートを打って保護してください。

7. くみ取り口補強

  • くみ取り口に直接荷重がかからないようコンクリートスラブを打ってください。(タテ850×ヨコ850×厚さ150以上)

8. 埋設後の注意事項

  • 埋設した便槽の上部に荷重のかかる構造物(車庫、コンクリート排水マス、物置等)は設置しないでください。

9. 便槽に穴をあけない

  • ポリ便槽の材質は接着剤が効きません。所定の取付口以外には絶対穴をあけないでください。

10. 深く埋める場合

  • 基準より深く埋設する場合は、アジャスター1本のみにしてください。それ以上の深さは便槽がつぶれる危険があります。

 

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