FT-IR ポリエチレンタンク劣化診断
- 製品をより安心、安全にご使用いただくために
- 設備保全、設備投資予算の参考データとして
- お客様でも簡単なサンプリングで診断可能
当社ではポリエチレンの劣化時に見られる「カルボニル基」の含有度を測定。
採取したデータと基準時から算出した値でタンクの劣化状況を5段階で診断します。
現在までの蓄積データとお客様のご使用状況を加味し、総合的な診断結果として報告させて頂きます。
FT-IRとは
Fourier Transform InfraRed spectrometer(フーリエ変換赤外分光光度計)の略称です。
特定波長の赤外線を吸収する化学構造を読み取り、データ処理を行うことで化学物の含有度合いなどを測定します。
FT-IR診断のサンプル採取について
1)サンプリングペーパーをご請求ください
対象タンク1台につき、サンプリングペーパー(やすり)2枚・チェックシート1枚を送付致します。
2)タンクを削ってサンプルを採取してください
! 紫外線により劣化が進みますので、天板など日照時間が長い箇所から採取してください
! 不純物が含まれていると測定できません。採取前にタンク表面の清掃をしてください(水拭きなど)
! ドラバーのもち手などに貼付けてこびりつくように力強く擦ってください
(サンプリングペーパーの裏側が両面テープとなっています)
![]() |
![]() |
![]() |
![]() |
![]() |
良い例 ペーパーに十分付着している (黒い部分) |
悪い例 サンプルの不着が少ない |
3)以下の資料を返送ください
- サンプリングペーパー(タンク1台につき 2枚)
- チェックリスト(タンク1台につき 1枚)
- 写真(タンク全体2面程度・採取箇所アップ・その他気になる箇所)
ご返送いただき2週間程度で結果をご報告させていただきます
現在無償で行っております。
仙台営業所または各営業所までお問合せください。